状況設定問題
助産師国家試験 第99回 問98
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病院の助産師外来において、初回の妊婦健康診査時に、すべての妊婦を対象に自記 式質問紙を用いてパートナーからの DV〈ドメスティック・バイオレンス〉のスクリー ニングを導入することになった。 Aさん(23 歳、初産婦!。妊娠 20 週に初めて助産師外来を受診した。Aさんは、 DV〈ドメスティック・バイオレンス〉のスクリーニングの結果が陽性であった。助 産師が状況を聞くとAさんは「夫は仕事がうまくいかないと家で暴れる。先日、突 き飛ばされて、肩をぶつけた。おなかを蹴られたこともある。これまで一人で悩ん でいました。でも、誰にも言わないでください」と話した。Aさんの左肩にはあざ があった。 このときの助産師の対応で最も適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 4
Aさんに配偶者暴力相談支援センターの情報を提供する。
腹部を蹴られたという身体的暴力があり、妊娠中のDVは母児双方の生命に関わるため、まず本人の安全確保に向けた支援情報を提供します。配偶者暴力相談支援センターは相談、カウンセリング、緊急時の一時保護、自立支援などを担う専門機関で、その情報提供が最も適切です。本人の意思を尊重せずに家族へ伝えたり通報したりすることは信頼関係を壊し、かえって危険を高めます。