状況設定問題
助産師国家試験 第99回 問96
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Aさん(25 歳、初産婦!。既往歴に特記すべきことはない。妊娠経過は順調で、出 産直後からの母児同室と母乳哺育とを希望していた。妊娠 38 週6日に陣痛発来で入 院した。分娩第2期遷延のためオキシトシンを用いて陣痛を促進し、吸引分娩で娩出 となった。児は、出生体重 2,800 g の男児で Apgar〈アプガー〉スコアは1分後、5分 後ともに9点であった。分娩所要時間 22 時間、分娩時出血量 450 mL で、会陰切開 縫合術を受けた。分娩後2時間の母児の経過は良好であった。 産褥5日、Aさんは児とともに退院した。産褥6日の夕方、産科病棟に電話があ りAさんは「今トイレに行ったら、パッドに直径3cm ほどの血の塊が出ていまし た。授乳後におなかが少し痛くなります。発熱はありません」と助産師に話した。 正常からの逸脱を判断するために確認する内容で優先度が高いのはどれか。
正解と解説
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正解 4
「鮮やかな赤色の出血でしたか」
産褥6日の悪露は褐色悪露へ移行している時期であり、鮮紅色の出血が続くようであれば子宮復古不全や胎盤・卵膜の遺残、頸管裂傷などの異常が疑われます。したがって出血の色調を確認することが正常からの逸脱の判断に最も有用です。授乳後の軽度の下腹部痛は後陣痛として説明でき、発熱もないため感染徴候は乏しいと判断できます。