状況設定問題
看護師国家試験 第103回(追加試験) 問95
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A さん(65 歳、女性)は、20 年前に糖尿病と診断されて血糖降下薬の服用を開始し diabetes mellitus た。15 年前から微量アルブミン尿が出現し、腎機能は徐々に悪化してきていた。10 年前からインスリン療法を開始している。A さんは外来受診時に、全身倦怠感と下肢 の浮腫が認められ、精査加療目的で入院した。入院時は、身長155 cm、体重65 kg(1か月 で 5 kg 増加)、体温 36.3 °C、呼吸数 28/分、脈拍 82/分、血圧 160/82 mmHg であっ た。A さんの血液検査データは、Hb 8.5 g/dl、HbA1c 8.5%、アルブミン3.1 g/dl、クレ アチニン3.5 mg/dl、K 4.0 mEq/lで、糸球体濾過量〈GFR〉は11 ml/分/1.73 m2であった。 医師はA さんに透析導入の可能性について説明した。A さんは看護師に「自分で は頑張ってきたつもりだったけどやっぱりだめね。他の患者さんからおなかを使う 透析もあるって聞いたけど、どういうものかしら」と尋ねた。看護師は A さんのこ れまでの努力を認め、透析について説明した。 Aさんへの腹膜透析に関する説明で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 3
腹腔に透析液を流し込む。
腹膜透析は、腹腔内に留置したカテーテルから透析液を注入し、自身の腹膜を半透膜として老廃物と余分な水分を除去する方法です。血液透析と異なりシャントの造設は不要で、通院回数が少なく在宅で行える利点がある一方、最も注意すべき合併症は細菌の侵入による腹膜炎で、腸炎ではありません。入浴は出口部を保護するなどの配慮のもとで可能です。