状況設定問題
看護師国家試験 第104回 問237
237 / 240
A さん(35 歳、男性、建設業)は、両親と 3 人で暮らしている。3 年前の仕事中に 屋根から転落して、第 12 胸髄を損傷した。1 か月前から車で作業所に通い、作業中 はほとんど車椅子に座っている。週1回の訪問看護を利用している。 A さんは自宅のトイレを利用している。緩下薬を内服し、2 日に 1 回浣腸を 行っている。猛暑が続く 8 月の訪問時に A さんは最近便秘がちで尿量も少ないと 訪問看護師に繰り返し訴えた。 Aさんへの対応で最も適切なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 1
水分の摂取を促す。
猛暑の時期に便秘傾向と尿量減少が同時に現れているのは、発汗による水分喪失に対して摂取が追いつかない脱水状態を示唆します。まず水分摂取を促すことが両方の症状の改善につながり、脱水のまま浣腸の回数を増やしたり下剤を変更したりすると、かえって体液喪失と電解質異常を助長します。