状況設定問題
看護師国家試験 第113回 問239
239 / 240
A さん(72 歳、男性)は、妻と2人暮らしで子どもはいない。定年後は2人で旅行 するのが趣味であった。A さんは、1か月前から残尿感や夜間頻尿が気になり病院 を受診した結果、前立腺癌と診断され根治的前立腺摘出手術を受けた。退院後は、手 術後の補助療法として、外来で放射線の外照射療法を行うことになっている。 A さんの放射線療法が開始され初回の照射を終えた。放射線外来の看護師は、 終了後に A さんへ声をかけた。A さんは「ベッドは硬いし、最後まで同じ姿勢でい ることがとても苦痛です。大きな音がするので恐怖も感じます」と訴えた。 このときの看護師の説明で正しいのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 2
「治療体位をとるための固定具を工夫してみます」
外照射では毎回同じ体位を正確に再現する必要があるため、体位変換や照射中の付き添いはできず、照射時間の短縮も線量の観点から容易ではありません。固定具やクッションを工夫して安楽な姿勢を作り、体位保持による苦痛を軽減することが現実的で有効な対応です。あわせて音や治療の流れについて説明し、不安を和らげます。