状況設定問題
看護師国家試験 第114回 問235
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A さん(65 歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。友人の死去後、食事量が減り、 1か月前から気分の落ち込みが強くなった。夫が積極的に散歩に誘っても、A さん は「体がだるい」「何をしても意味がない」と話し、寝つきも悪くなり、日中ほとんどの 時間を臥床して過ごすようになった。心配した夫に連れられて精神科外来を受診した ところ、うつ病と診断され、選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉と不眠時の 睡眠薬が処方された。夫から精神科外来の看護師に「日常生活で気を付けることはあ りますか」と質問があった。 A さんと夫に看護師が説明する内容で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 3
「薬の飲み始めは吐き気や下痢に注意してください」
SSRIは投与開始初期にセロトニンが消化管の受容体を刺激することで、悪心・嘔吐、下痢などの消化器症状が出現しやすく、多くは数日から1〜2週間で軽減します。あらかじめ説明しておくことで自己判断による中断を防げます。うつ病の急性期に運動を習慣づけるよう促すことは負担となり、食事回数を減らすことは栄養状態を悪化させます。また睡眠薬を早朝に服用すると日中の持ち越し効果や転倒の危険が高まります。