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問236 / 240

看護師国家試験 第114回 問236

状況設定問題

A さん(65 歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。友人の死去後、食事量が減り、 1か月前から気分の落ち込みが強くなった。夫が積極的に散歩に誘っても、A さん は「体がだるい」「何をしても意味がない」と話し、寝つきも悪くなり、日中ほとんどの 時間を臥床して過ごすようになった。心配した夫に連れられて精神科外来を受診した ところ、うつ病と診断され、選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉と不眠時の 睡眠薬が処方された。夫から精神科外来の看護師に「日常生活で気を付けることはあ りますか」と質問があった。 A さんの症状は半年ほどで落ち着き、夫との散歩や料理を楽しみ、特に問題な く過ごせるようになった。精神科受診を終了して1年後、A さんは再び家にこも りがちになった。夫の話では、急に料理の作り方や人の名前を何度も確認するな ど、家事に時間がかかるようになった。A さんは「何もできないと思っているで しょ」と、ささいなことに怒ったり、急に泣き出すことが増え、夫と一緒に精神科 外来を再受診した。 頭部 MRI 検査の結果、多発性脳梗塞がみられ、血管性認知症と診断された。A さんは「自分が認知症なんて信じられない。もう治らない」と話した。 A さんに認められるのはどれか。2つ選べ。

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