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Certia
国家試験問題

作業療法士国家試験 第54回 問120

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61 歳の男性。BMI 27.5。前頭葉および側頭葉に著明な萎縮を認めて入院加療中。 発語は発症前より減少しているが、エピソード記憶や手続き記憶は比較的残存して いる。自分の昼食を食べ終えた後も他人の食事や配膳車の残飯を勝手に取って食べ る行為があり、取り戻そうとすると激しく怒り出す。午後の集団体操プログラムで はすぐに立ち去ろうとする一方、カラオケには興味を示し、集中して数曲を歌う。 食行動に対する作業療法士の対応で最も適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 4

毎回の昼食が終了次第、カラオケのプログラムを導入する。

前頭側頭型認知症では脱抑制や常同行動がみられやすく、他人の食事を取ってしまう食行動異常に対しては、言葉での説明よりも本人が興味を示す活動(カラオケ)に注意を切り替えさせる環境調整的アプローチが有効である。言葉で簡潔に伝える方法は前頭葉機能低下により行動抑制につながりにくく、体操プログラムは本人が興味を示さずすぐに立ち去ってしまうため注意の転換手段として機能しにくい。

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