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Certia
国家試験問題

作業療法士国家試験 第54回 問115

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65 歳の女性。元来、几帳面な性格だが友人も多く活動的に過ごしていた。3か 月前に、自宅のリフォームを契機に、早朝覚醒、食思不振、抑うつ気分や意欲低下 が生じ、友人とも会わないようになった。自宅で自殺を企図したが未遂に終わり、 1か月前に家族が精神科を受診させ、即日医療保護入院となった。単独散歩はまだ 許可されていないが、抗うつ薬による治療で抑うつ気分は改善傾向にあり、病棟で の軽い体操プログラムへの参加を看護師から勧められて、初めて参加した。 この時点での患者に対する作業療法士の関わりで適切でないのはどれか。

正解と解説

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正解 4

参加各回の達成目標を明確にして本人と共有する。

希死念慮の既往があり抑うつ状態がまだ十分に改善していない急性期には、達成目標を明確に課すことは失敗体験や負担感につながりやすいため避けるべきで、まずは不安の受け止めや過刺激を避けた短時間での関わり、薬物療法の副作用モニタリングを優先すべきである。具体的な作業を通じて現実感の回復を促すことは急性期作業療法の基本方針として適切である。

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