一般問題
歯科医師国家試験 第114回 問358
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21歳の女性。下の前歯の歯並びが気になることを主訴として来院した。中学生 の頃にマルチブラケット装置を用いた矯正歯科治療を受けたが、現在は保定装置を 使用していないという。診断をした結果、下顎前歯の軽度叢生を改善することとし た。装置製作に必要な口腔模型の写真(別冊No. 30 を別に示す。 製作する装置はどれか。1つ選べ。

正解と解説
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正解 d
スプリングリテーナー
矯正治療後に保定装置を使用しなかったことによる下顎前歯部の軽度な叢生の後戻りであり、少量の歯の移動と保定を兼ねられる装置が適します。スプリングリテーナーは唇側と舌側の床とラビアルボウにより前歯を圧接して排列を整え、そのまま保定装置として使用できるため本症例に適しています。犬歯間保定装置は移動能力をもたず、リップバンパーやリンガルアーチ、スライディングプレートは目的とする作用が異なります。