一般問題
歯科医師国家試験 第117回 問254
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72歳の男性。経口摂取を希望して来院した。2年前に上顎右側歯肉癌で上顎亜 全摘と肩甲骨・広背筋皮弁による即時再建が行われ、現在まで胃瘻で栄養管理さ れ、義歯は使用していないという。口腔清掃後に行った反復唾液嚥下テストは1回 (2回以下を異常値とする)、改訂水飲みテストでは2点(嚥下あり、むせなし、 呼吸切迫あり)であった。初診時の口腔内写真(別冊No. 30)を別に示す。 次に行うべきなのはどれか。2つ選べ。

正解と解説
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正解 a, c
咳テスト / フードテスト
反復唾液嚥下テストが1回、改訂水飲みテストが2点であり、嚥下は可能なもののむせを伴わない誤嚥(不顕性誤嚥)や呼吸との協調不良が疑われます。そこでクエン酸を用いた咳テストで咳反射の低下すなわち不顕性誤嚥の有無を確認し、フードテストでゼリーなど半固形物での嚥下と口腔内残留を評価します。発語機能検査やスパイロメトリは経口摂取の可否判断に直結しません。