一般問題
歯科医師国家試験 第118回 問157
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74歳の女性。舌尖部の腫脹を主訴として来院した。3か月前に自覚したが、疼 痛がないためそのままにしていたところ、徐々に大きくなってきたという。弾性硬 で軽度圧痛を認めるが、舌の知覚に異常はない。初診時の口腔内写真(別冊No. 20 A)、MRI脂肪抑制T2強調像(別冊No. 20B)、FDG-PET/CT(別冊No. 20C)及 び生検時のH-E染色病理組織像(別冊No. 20D)を別に示す。 適切な治療法はどれか。1つ選べ。




正解と解説
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正解 d
外科的切除
無痛性ないし軽度圧痛の弾性硬の腫瘤が緩徐に増大し、MRIで境界の明瞭でない病変、FDG-PETで集積を示し、病理組織学的に異型上皮の浸潤性増殖を認めることから悪性腫瘍と診断されます。小唾液腺由来の癌や扁平上皮癌に対する標準治療は、安全域を含めた外科的切除であり、必要に応じて頸部郭清や術後補助療法を組み合わせます。単なる摘出では取り残しが生じ、化学療法や免疫療法は単独での根治性が乏しくなります。