病態・薬物治療
薬剤師国家試験 第105回 問185
185 / 345
慢性腎臓病の病態に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 5
尿中へ排泄されるタンパク質量が増加している。 / レニン–アンジオテンシン系の亢進により血圧が上昇する。28
慢性腎臓病では糸球体濾過障害やポドサイトの障害により、尿中へ排泄されるタンパク質(尿タンパク)量が増加するため選択肢1は正しい。腎機能低下によりレニン-アンジオテンシン系(RAA系)が亢進しやすく、これによりナトリウム貯留や血管収縮を介して血圧が上昇するため選択肢5も正しい。慢性腎臓病では腎からのカリウム排泄が低下するためむしろ高カリウム血症を呈し、活性型ビタミンDを産生する腎臓の機能低下により活性型ビタミンD産生はむしろ低下し、その結果カルシウム吸収低下による低カルシウム血症が二次性副甲状腺機能亢進症(機能低下ではなく亢進)を引き起こすため、選択肢2~4は誤りである。