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薬剤

薬剤師国家試験 第105回 問179

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ある非電解質性薬物の安定形結晶と準安定形結晶を、固相が常に存在する状態 でそれぞれ一定温度の水に溶解したところ、図に示す薬物濃度―時間曲線I及びII が得られた。この薬物の溶解挙動に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選 べ。 14 ア 12 )Lm/gm(度濃物薬 10 II 8 イ 6 4 I 2 0 0 5 10 15 20 時間(分)

正解と解説

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正解 1, 5

曲線Iは、安定形結晶の溶解曲線を示している。 / 安定形結晶の溶解度は、約 6 mg/mL である。23

溶解開始後の速い溶解速度と過飽和状態を経て低い濃度へ収束する挙動を示す曲線IIは、いったん溶解度以上に溶解した後にオストワルドの段階則に従って安定形へ転移していく準安定形結晶の典型的な溶解挙動であり、これに対し直線的かつ緩やかに一定濃度へ到達する曲線Iは安定形結晶の溶解曲線であるため選択肢1は正しい。両結晶形は最終的に同一の安定形の平衡溶解度に収束するため、曲線Iが到達する濃度である約6 mg/mLが安定形結晶の溶解度と判断でき選択肢5も正しい。曲線IIのアの付近は溶解直後で固相の大部分がまだ溶解していない準安定形結晶のままであり、イの付近では準安定形が安定形へ転移し始めた状態であって過飽和は既に緩和されつつある段階であるため、選択肢2~4は誤りである。

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