物理
薬剤師国家試験 第105回 問197
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65 歳男性。週 3 回の血液透析が施行されており、処方 1 の薬剤を服用して いた。 (処方 1 ) 炭酸ランタン口腔内崩壊錠 250 mg 1 回 2 錠( 1 日 6 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食直後 14 日分 今回の検査において、eGFR 15 mL/min/1.73 m2、血中リン濃度 5.5 mg/dL、補 正血中カルシウム濃度 9.0 mg/dL、血清アルブミン濃度 3.7 g/dL、ヘモグロビン 値 12.0 g/dL、血清フェリチン値 150 ng/mL という結果であった。また、患者か ら胃部不快感の訴えもあり処方 2 に変更となった。 (処方 2 ) スクロオキシ水酸化鉄チュアブル錠 250 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食直前 14 日分 処方 2 の薬剤は、酸化水酸化鉄(FeO(OH))が主成分である。酸化水酸化鉄は 水酸化鉄(III)(Fe(OH))から水(H O)が脱離したものである。酸化水酸化鉄 3 2 及び水酸化鉄(III)に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 2, 4
純水中における水酸化鉄(III)の溶解度積は、溶液の温度によって変化する。 / 酸化水酸化鉄によるリン酸の吸着には pH が影響する。
水酸化鉄(III)の溶解度積は物質固有の平衡定数であり濃度には依存しないが、溶液の温度が変化すれば値も変化する。酸化水酸化鉄によるリン酸の吸着は溶液のpHや比表面積・剤形といった物理化学的条件に影響を受けるため、pH非依存・剤形非依存とする記述はいずれも誤りである。