物理
薬剤師国家試験 第105回 問201
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75 歳女性。肝臓がんの疑いで外来通院中。今回、超音波検査で結節性病変 を認めたため、精査目的で入院し、造影剤を用いた画像検査を行うことになった。 ヨード造影剤にアレルギーがあるため、新しく採用となった超常磁性酸化鉄製剤で あるフェルカルボトラン(注)を用いて画像を撮影することになった。図は肝臓にお けるフェルカルボトラン投与前後の画像を模式的に示す。 (注) フェルカルボトラン:細粒子化した酸化鉄(Fe O )をデキストランやその 2 3 誘導体などでコーティングしてコロイド化したもの。 投与前の画像 投与後の画像 投与 肝臓 肝臓 肝臓における作用機序:本剤は投与後、肝臓内ではクッパー細胞に取り込まれ、 色の濃い画像が得られる。肝腫瘍組織ではクッパー細胞が欠如しているため、色の 薄い画像が得られる。図中では、信号強度の強い方が黒く表されている。 この患者に行った画像検査法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選 べ。
正解と解説
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正解 4, 5
高磁場中でラーモア歳差運動の周波数と同じ周波数の電磁波を照射し、原子核を励起させる。 / 放射線被ばくに注意する必要はない。6
MRIは電離放射線を用いず、強磁場中で水素原子核をラーモア歳差運動と同じ周波数の電磁波で励起し、その緩和信号を画像化する検査法であるため放射線被ばくの心配がない。X線CTのような放射線被ばくはなく、常磁性を持たない酸化マグネシウムのような物質は造影剤として代用できない。