実務
薬剤師国家試験 第107回 問202
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60 歳女性。背中の粉瘤(注)が感染を起こしたため皮膚科を受診し、以下の 処方箋を持って薬局を訪れた。 (注) 粉瘤(アテローム):皮膚の下に袋状の嚢腫ができ、本来皮膚から剥げ落ちる はずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってし まってできた腫瘍の総称。 (処方) セフジニルカプセル 100 mg 1 回 1 カプセル( 1 日 3 カプセル) 1 日 3 回 朝昼夕食後 5 日分 また、患者が持参したお薬手帳から、以下の薬剤を服用中であることがわかっ た。 エナラプリルマレイン酸塩錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 L–アスパラギン酸 Ca 錠 200 mg 1 回 2 錠( 1 日 6 錠) レバミピド錠 100 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 28 日分 クエン酸第一鉄ナトリウム錠 50 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) プラバスタチン Na 錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 夕食後 28 日分 7 今回処方された医薬品と併用するにあたり、注意が必要な服用中の薬剤はどれ か。1つ選べ。
正解と解説
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正解 4
クエン酸第一鉄ナトリウム錠
セフジニルは3価の鉄イオンとキレートを形成して吸収が著しく低下することが知られており、クエン酸第一鉄ナトリウム錠のような鉄剤と併用するとセフジニルの血中濃度が低下し抗菌効果が減弱するおそれがあるため、服用時間をずらすなどの注意が必要な薬剤は4のクエン酸第一鉄ナトリウム錠である。