本文へスキップ
Certia
物理

薬剤師国家試験 第107回 問203

203 / 345

60 歳女性。背中の粉瘤(注)が感染を起こしたため皮膚科を受診し、以下の 処方箋を持って薬局を訪れた。 (注) 粉瘤(アテローム):皮膚の下に袋状の嚢腫ができ、本来皮膚から剥げ落ちる はずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってし まってできた腫瘍の総称。 (処方) セフジニルカプセル 100 mg 1 回 1 カプセル( 1 日 3 カプセル) 1 日 3 回 朝昼夕食後 5 日分 また、患者が持参したお薬手帳から、以下の薬剤を服用中であることがわかっ た。 エナラプリルマレイン酸塩錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 L–アスパラギン酸 Ca 錠 200 mg 1 回 2 錠( 1 日 6 錠) レバミピド錠 100 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 28 日分 クエン酸第一鉄ナトリウム錠 50 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) プラバスタチン Na 錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 夕食後 28 日分 7 セフジニルには不斉炭素があり、旋光性を示すので、旋光度測定で確認すること ができる。日本薬局方セフジニル(C H N O S :395.41)の旋光度の項には、以 14 13 5 5 2 下のように記されている。 [ a]20:-58~-66°(0.25 g、pH 7.0 の 0.1 mol/L リン酸塩緩衝液、 D 25 mL、100 mm). 以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

表示する
正解 3, 4

試料中に前問の併用注意薬物が共存する場合でも、セフジニル自体の比旋光度は変わらない。 / この条件下で測定した場合、日本薬局方セフジニルの旋光度の範囲は、-0.58~-0.66°である。

日局のセフジニルの項に記された数値は比旋光度[α]Dであり、層長1 dm(100 mm)、濃度0.01 g/mLの条件で観測される旋光度αは[α]×l×cの式により-0.58~-0.66°と計算される。また、比旋光度はセフジニル分子固有の物性値であるため、共存する併用薬物の影響を受けても変化しない。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。