薬剤
薬剤師国家試験 第108回 問174
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薬物動態の非線形性に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 5
薬物代謝が非線形性を示す場合、全身クリアランスは投与量の増加に伴い変化する。 / 尿細管分泌を担う担体輸送に飽和が生じた場合、薬物の尿細管分泌クリアランスは低下する。14
薬物代謝酵素が飽和を起こす非線形性を示す場合、代謝速度が濃度に依存して変化するため全身クリアランスは投与量の増加に伴い変化するため1は正しい。腎尿細管分泌を担うトランスポーターが飽和すると分泌によるクリアランスの増加分が頭打ちとなり尿細管分泌クリアランスは相対的に低下するため5も正しい。血漿タンパク結合に飽和が生じると非結合形分率が増加しむしろ全身クリアランスは増加する方向に働くため2は誤り、肝薬物代謝酵素の飽和は代謝クリアランスの低下をもたらすが分布容積自体には直接影響しないため3は誤り、小腸上皮の代謝酵素(初回通過効果)の飽和はバイオアベイラビリティの上昇をもたらすもので全身クリアランスの低下を意味するものではないため4も誤りである。