実務
薬剤師国家試験 第110回 問251
251 / 345
29 歳女性。 5 年前に潰瘍性大腸炎と診断され、メサラジン、副腎皮質ステ ロイド薬、タクロリムス、アザチオプリン、アダリムマブを使用してきたが、これ までの治療薬では寛解の維持が困難であった。医師はこれまでとは異なる作用機序 の薬剤を新たに開始することを検討している。 患者は内服薬による治療を希望し、新たに内服薬を開始することになった。医師 より、開始する薬剤に関する留意点について、患者への説明を依頼された。説明す る内容として適切なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 3, 5
脂質検査値の異常が現れる可能性があること。 / 感染症を起こしやすいこと。5
JAK阻害薬などの新規経口薬では、脂質代謝への影響から総コレステロールやLDL-コレステロールなどの脂質検査値異常が現れることがあり、また免疫抑制作用により帯状疱疹をはじめとする感染症のリスクが高まることが知られています。腎機能障害や眠気は、この系統の薬剤で特に留意すべき代表的な副作用ではありません。