学説試験
獣医師国家試験 第74回 学説B 問6
136 / 210
マレック病に関する記述として適当なのはどれか。
- a末梢神経線維の腫脹がみられる。
- bBリンパ球由来のリンパ腫である。
- c大型リンパ球の均一な腫瘍性増殖がみられる。
- dファブリキウス囊において腫瘍細胞はリンパ濾胞内に増殖する。
- e原因ウイルスの封入体は羽包上皮細胞核内に出現する。
正解と解説
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正解 2
a, e
マレック病はマレック病ウイルス(ガロヘルペスウイルス2型)による腫瘍性疾患で、末梢神経(坐骨神経、腕神経叢など)の腫大と、それに伴う片側性の起立不能・下垂が特徴的である。ウイルスの完全ウイルス粒子は羽包上皮で産生され、その核内に封入体が形成されて羽毛とともに環境中へ排出される。腫瘍細胞はTリンパ球由来で大小さまざまな細胞が混在する多形性増殖を示し、ファブリキウス囊は逆に萎縮する(濾胞内増殖はトリ白血病の特徴である)。