民法
司法書士試験 (多肢択一式) 2022年度 午前 第19問
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事務管理に関する次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記 1から5までのうち、どれか。 ア 管理者は、本人が既に知っている場合を除き、事務管理を始めたことを遅滞なく本 人に通知しなければならない。 イ 管理者は、本人のために有益な債務を負担したときは、本人に対して、自己に代 わってその債務を弁済することを請求することができる。 ウ 管理行為が本人の意思に反してされた場合は、本人の意思に反することがその開始 時において明らかであるかどうかにかかわらず、事務管理は成立しない。 エ 管理者は、いつでも事務管理を中止することができる。 オ 管理者は、本人の身体、名誉又は財産に対する急迫の危害を免れさせるために事務 管理をしたときは、悪意又は重過失があるのでなければ、その事務管理によって生じ た損害を賠償する責任を負わない。
正解と解説
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正解 4
ウエ
ウは、事務管理が成立しないのは本人の意思に反することが管理の開始時に明らかな場合であり、明らかであるかどうかを問わず成立しないとする点で誤り。エも、管理者は本人又はその相続人等が管理をすることができるようになるまで管理を継続する義務を負い、いつでも中止できるわけではないから誤りである。アの管理開始の通知義務、イの有益な債務についての代弁済請求、オの緊急事務管理における責任の軽減は、いずれも民法の規定どおり正しい。