本文へスキップ
Certia
国家試験問題

管理栄養士国家試験 第29回 問193

193 / 200

21歳、男性、事務職。入社時健診で血清総コレステロールの高値を指摘されて来 院した。父親が高LDL コレステロール血症と狭心症で治療中であり、兄は心筋梗塞 で突然死している。 身長170cm、体重66kg、ウエスト周囲長82cm、血圧132/80mmHg。両側のア キレス腱の肥厚を認める。空腹時の血液検査値は、総コレステロール364mg/dL、 HDL コレステロール54mg/dL、トリグリセリド110mg/dL、血糖102mg/dL、 HbA1c5.5%。肝、腎、および甲状腺機能は正常。 この症例の病態に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

正解と解説

表示する
正解 4

LDL受容体の異常が考えられる。

総コレステロール高値に加え父・兄の若年発症という家族歴とアキレス腱の肥厚がみられることから家族性高コレステロール血症が疑われ、その病態は肝細胞表面のLDL受容体の機能異常によりLDLの肝への取り込みが障害されることによる。HbA1cや血糖値は正常範囲であり糖尿病型ではなく、内臓脂肪蓄積を示す所見に乏しくメタボリックシンドロームの基準も満たさない。Friedewaldの式で算出するとLDLコレステロールは約288mg/dLとなり200mg/dLではなく、血圧も高血圧の基準を満たさないため本態性高血圧ともいえない。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。