一般問題
医師国家試験 第109回 問213
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32歳の女性。未経妊。月経痛を主訴に来院した。月経周期は29日型、整。5年 前から毎月、月経痛に対し鎮痛薬を服用していた。6か月前から下腹部痛が強くな り仕事や家事に差し支えるようになった。2か月前から持続的な腰痛も出現するよ うになったため受診した。将来の挙児を希望している。内診で子宮は正常で、有痛 性で腫大した両側付属器を触れる。Douglas窩に有痛性の硬結を触知する。経腟超 音波検査で両側卵巣にチョコレート囊胞(右は径3cm、左は径2cm)を認める。 治療として適切なのはどれか。3つ選べ。
正解と解説
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正解 a, b, c
低用量ピル / GnRHアゴニスト / 黄体ホルモン療法
月経困難症と両側チョコレート囊胞、Douglas窩の有痛性硬結から子宮内膜症と考えられます。挙児希望があり囊胞も小さいため、まずはエストロゲン依存性の病巣を退縮させる薬物療法が選択され、低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬、GnRHアゴニスト、ジエノゲストなどの黄体ホルモン療法が有効です。エストロゲン補充は病巣を増悪させるため禁忌です。