一般問題
医師国家試験 第109回 問208
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7歳の男児。腹痛、下痢および顔色不良を主訴に母親に連れられて来院した。4 日前から下痢が始まり、昨晩から腹痛を伴う血便が認められた。今朝から排尿がな いのに気付かれ受診した。7日前に家族で焼肉を食べに行った。母親、父親および 兄も軽い下痢を呈している。意識は清明。身長115cm、体重22kg(1週前は 20.5kg)。体温37.1°C。脈拍124/分、整。血圧130/76mmHg。呼吸数24/分。 SpO 98%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、自発痛 と圧痛とを認めるが、筋性防御は認めない。肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白 2+、ケトン体1+、潜血3+。 この患児の血液検査所見で予測されるのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 a, c
LD高値 / クレアチニン高値
生肉の摂取歴と家族内発症があり、血性下痢の後に乏尿をきたしていることから、腸管出血性大腸菌感染に続発した溶血性尿毒症症候群が考えられます。血管内溶血により血清LDが上昇し、急性腎障害によりクレアチニンが上昇します。血小板は消費されて減少し、黄疸は間接ビリルビン優位、補体は通常正常である点が他の腎炎との鑑別になります。