一般問題
医師国家試験 第109回 問203
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34歳の女性。4年間の不妊を主訴に来院した。月経周期は29日型、整。19歳時 に骨盤腹膜炎の診断で抗菌薬投与を受けた既往がある。子宮卵管造影で両側の卵管 水腫と診断し、腹腔鏡下手術を施行した。手術時の肝周囲の写真(別冊No.24)を別 に示す。 この所見の原因として考えられる病原体はどれか。

正解と解説
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正解 b
クラミジア
骨盤内炎症性疾患の既往があり、卵管水腫と肝表面から腹壁に及ぶ弦を張ったような線維性癒着(バイオリンの弦状)を認めることから、Fitz-Hugh-Curtis症候群と考えられます。原因病原体として最も頻度が高いのはClamydia trachomatisで、淋菌も原因となります。骨盤内感染が上行性に肝周囲へ波及して肝周囲炎を起こします。