一般問題
医師国家試験 第109回 問212
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38歳の男性。健康診断で尿蛋白と尿潜血とを指摘されて来院した。身長174cm、 体重72kg。体温36.4°C。脈拍72/分、整。血圧146/88mmHg。尿所見:蛋白 2+、潜血3+。血液生化学所見:総蛋白6.4g/dL、アルブミン3.8g/dL、IgA 330mg/dL(基準110〜410)、尿素窒素22mg/dL、クレアチニン1.2mg/dL、尿酸 7.6mg/dL。免疫血清学所見:CRP0.1mg/dL、ASO180単位(基準250以下)、 MPO-ANCA20EU/mL未満(基準20未満)、抗核抗体陰性、CH 25U/mL(基準 30〜40)。同意が得られず腎生検は施行していない。 腎機能低下のリスクファクターとなるのはどれか。3つ選べ。
正解と解説
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正解 b, c, e
血清クレアチニン / 収縮期血圧 / 尿蛋白
慢性糸球体腎炎における腎機能低下の主要な危険因子は、診断時の腎機能低下(血清クレアチニン高値)、高血圧、および尿蛋白量です。いずれも介入可能な因子で、降圧と尿蛋白の減少が腎予後を改善します。血清IgA値や尿潜血の程度は予後との相関が乏しく、リスク因子とはされません。