一般問題
医師国家試験 第109回 問298
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56歳の男性。褥瘡の治療のため入院中である。38歳時に交通事故で脊髄を損傷 し完全対麻痺となり、車椅子の生活である。自分で車を運転し営業職に就いている。 3か月前から褥瘡に対し外来治療を継続していたが、悪化したため手術目的で入院 した。術前に、手術の概要と術後1週はベッド上安静が必要であることを説明した ところ、ベッド上安静になると筋力が低下し車に乗れなくなるので困るといって術 後の安静を拒否した。 患者の心理的状態に配慮した対応はどれか。
正解と解説
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正解 d
現在の生活状況について詳しく話を聞く。
術後安静を拒否している背景には、車の運転を続けて営業職として働くという患者自身の生活上の価値観があります。まずは現在の生活状況や仕事、移動手段について詳しく話を聞き、患者が何を失うことを恐れているのかを理解したうえで治療計画を一緒に考えることが、心理的配慮のある対応です。