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Certia
一般問題

医師国家試験 第109回 問306

306 / 500

70歳の男性。痩せと全身倦怠感とを主訴に家族に付き添われて来院した。5年 前に大腸癌の手術をした。3年前に肝臓と肺の多発転移が判明し、1年前から自宅 近くの診療所で緩和ケアを受けていた。徐々に食欲不振と痩せとが進行し、1か月 前からほとんど食事をとらず寝たきりとなっていた。本人と妻は宗教心があつく毎 日のお祈りを欠かさない。妻と長男夫婦が付き添っているが、身近に迫る患者の死 を前にして強い不安がうかがわれる。 家族に対する対応として適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 b

感情の表出を支援する。

患者の死が迫るなかで家族が強い不安を抱くのは自然な反応であり、こうした予期悲嘆に対しては感情を安心して表出できる場を用意し、受け止めることが支援になります。信仰は家族にとって重要な支えであり、やめさせたり奇跡を祈るよう促したりするのは不適切です。感情を抑えるよう指導することも家族の心理的負担を増やします。

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