一般問題
医師国家試験 第109回 問408
408 / 500
23歳の女性。0回経妊0回経産婦。腹痛を主訴に来院した。1週前から悪心を 自覚していた。昨日の夜から右下腹部に痛みが出現し、一度嘔吐した。朝まで痛み が持続するため受診した。月経周期は30〜60日型、不整。持続は6日間。最終月 経は50日前で、5日前から少量の性器出血が持続している。体温37.2°C。脈拍 96/分、整。血圧100/68mmHg。内診で子宮は前傾前屈、やや腫大。右付属器領 域に軽度の圧痛を認める。経腟超音波検査で子宮内膜の肥厚を認めるが、子宮内腔 に胎嚢を認めない。両側付属器に異常を認めない。 次に行う検査はどれか。
正解と解説
表示する
正解 a
妊娠反応
最終月経から50日が経過し、少量の性器出血と右下腹部痛があり、子宮内膜は肥厚しているのに子宮内腔に胎嚢を認めない点から異所性妊娠が疑われます。まず妊娠の有無を確定させることが診断の出発点であり、簡便で迅速な妊娠反応を行います。妊娠が確認されればhCG値の推移と経腟超音波所見を組み合わせて評価します。