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Certia
必修問題

医師国家試験 第110回 問256

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20歳の女性。声が出なくなったことを主訴に友人とともに来院した。今朝、い つもどおりに大学に行ったが、1限目の講義が終了したころから声がかすれるよう になり、1時間後には全く声が出なくなった。友人とともに保健管理室で相談した ところ、医療機関へ行くことを勧められたため受診した。1年前から部活動での人 間関係のトラブルを契機として、不安感や情動の不安定性が出現し治療を受けてい た。受診時、筆談は可能で理解力は保たれ、意識は清明と考えられた。発声できな いこと以外に神経学的所見に異常を認めない。血液生化学所見、脳波および頭部 CTで異常を認めない。 この患者にみられるのはどれか。

正解と解説

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正解 b

転 換

心理的葛藤やストレスが身体症状として表現される機制を転換といい、本例では神経学的異常や器質的病変がないにもかかわらず失声をきたしています。転換性障害(変換症)では運動麻痺、失声、けいれん様発作などの随意運動・感覚系の症状を呈します。解離は記憶や同一性など意識の統合が失われる機制で、身体症状として現れる場合は転換と呼び分けます。

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