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Certia
必修問題

医師国家試験 第110回 問258

258 / 500

30歳の初妊婦。妊娠35週。胎動減少を主訴に来院した。妊娠33週までの妊婦 健康診査では特に異常を認めなかった。10日前から持病の腰痛のため毎日非ステ ロイド性抗炎症薬を含有した市販薬(貼付薬と内服薬)を使用していた。昨日から胎 動が少ないという。胎児心拍数陣痛図では胎児心拍数基線は140/分で正常な基線 細変動を認めるが、一過性頻脈は認めない。腹部超音波検査を開始したが、胎盤や 羊水量に異常を認めない。 超音波検査で注意して観察すべき胎児の部位はどれか。

正解と解説

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正解 d

動脈管

非ステロイド性抗炎症薬はシクロオキシゲナーゼを阻害してプロスタグランジンE2の産生を抑えるため、胎児動脈管の開存を保つ作用が失われ、動脈管の狭窄・早期閉鎖を起こします。妊娠後期ほど感受性が高く、右心負荷や胎児水腫、胎動減少につながります。したがって超音波検査では動脈管の血流を重点的に観察します。

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