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Certia
必修問題

医師国家試験 第110回 問262

262 / 500

61歳の女性。尿失禁を主訴に来院した。3年前から遺伝性脊髄小脳変性症で治 療を受けている。2か月前から突然の尿意を伴わない尿失禁が出現したため受診し た。くしゃみでは尿は漏れない。意識は清明。構音障害、協調運動障害および失調 性歩行がある。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。尿所見:蛋白(−)、糖(−)、 沈渣に赤血球1〜4個/1視野、白血球1〜4個/1視野。腹部超音波検査で残尿を 認めない。 考えられる尿失禁の種類はどれか。

正解と解説

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正解 d

反射性

脊髄小脳変性症では自律神経系も障害され、排尿反射が大脳の抑制から外れることで、尿意を自覚しないまま膀胱が不随意に収縮して失禁します。これが反射性尿失禁です。残尿がないことから溢流性は否定的で、くしゃみで漏れない点から腹圧性も、尿意を伴わない点から切迫性も合いません。

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