一般問題
医師国家試験 第115回 問183
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11か月の女児。下痢を主訴に両親と共に来院した。在胎38週3日、体重2,890 gで出生した。一昨日夜から発熱と嘔吐があり、昨日自宅近くの診療所を受診して 制吐薬を処方された。嘔吐は昨日夕方には止まったが、夜中から白色の下痢が頻回 となったため早朝、救急外来を受診した。意識は清明。身長74.0cm、体重8,645 g(病前体重9,100g 。体温36.9°C、脈拍140/分、整。血圧90/60mmHg。呼吸数 50/分。毛細血管再充満時間は3秒。呼吸音に左右差はない。腹部は平坦、軟で、 腸雑音は亢進している。皮膚のツルゴールは低下している。四肢末梢に冷感を感じ る。 この時点で予測される病態はどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 b, d
末梢血管収縮 / 分時換気量増加
頻回の下痢による脱水で循環血液量が減少し、皮膚ツルゴール低下、毛細血管再充満時間の延長、四肢冷感を認めています。心拍出量を保つため交感神経が緊張して末梢血管が収縮し、代謝性アシドーシスを代償するため呼吸数が増して分時換気量が増加します。前負荷が減るため中心静脈圧は低下し、冠血流はこの段階では保たれます。