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Certia
必修問題

医師国家試験 第118回 問302

302 / 400

11歳の男児。下腹部痛を主訴に学校の先生に連れられて来院した。午後から急 に下腹部痛が出現し、徐々に増強して我慢できなくなったため受診した。体温 36.8°C。脈拍108/分、整。血圧118/62 mmHg。呼吸数18/分。SpO 99%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、下腹部に軽度の圧痛を認 めるが、筋性防御および反跳痛は認めない。肝・脾を触知しない。腸雑音に異常を 認めない。鼠径部に腫瘤を触れない。左陰囊は右陰囊に比較して腫大し、透光性は 無く、軽度の発赤と著明な圧痛を認める。カラードプラ陰囊部超音波検査で左精巣 実質内の血流信号が乏しい所見が認められた。 診断はどれか。

正解と解説

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正解 d

精巣捻転症

急性発症の陰囊痛と腫脹に加え、カラードプラで精巣内血流の低下を認めており精巣捻転症が最も考えられます。精索の捻転により血流が途絶し、発症から数時間で精巣が不可逆的な壊死に陥るため緊急の整復・固定術が必要です。透光性がある無痛性腫大なら精巣水瘤を考えます。

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