必修問題
医師国家試験 第118回 問318
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23歳の女性。最近、普段と様子が違うことを心配した母親に伴われて精神科を受 診した。 現病歴 : 6か月前から気分が沈み、自宅近くの内科診療所を受診し、抗うつ薬が 処方された。1か月前から遅くまで働いた後に友人と外出し、帰宅後は明け方まで 電話をするようになった。毎日出社していたが、取引先とトラブルを繰り返すよう になった。抗うつ薬は処方されたとおりに服用していた。 既往歴 : 特記すべきことはない。 生活歴 : 両親と3人暮らし。大学卒業後、会社に就職している。喫煙歴はない。 飲酒は機会飲酒。 家族歴 : 特記すべきことはない。 現 症 : 意識は清明。多弁で気分が高揚している。身長160cm、体重53kg。体 温36.2°C。脈拍76/分、整。血圧114/66 mmHg。呼吸数15/分。SpO 99%(room air)。神経診察で異常を認めない。 精神科受診時にこの患者にみられる症状はどれか。
正解と解説
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正解 e
睡眠欲求の減少
抑うつエピソードの経過中に、抗うつ薬服用下で多弁、気分高揚、活動性亢進、トラブルの反復が出現しており躁状態への転換が考えられます。躁状態では睡眠時間が短くても平気で活動を続ける睡眠欲求の減少が特徴的な症状です。幻視や離人症、フラッシュバックは典型的ではありません。