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Certia
必修問題

医師国家試験 第119回 問109

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以下は、50歳の男性が、ある疾患で入院し、退院後に語った内容である。 「先日、ある病気になって入院したんです。2週間くらいだるさが続いたので、 かかりつけの診療所を受診したら総合病院に紹介してくれました。総合病院を受診 したら、すぐに入院するよう言われて。ちょっと風邪が長引いているのかな、くら いの軽い気持ちで受診したので、気が動転してしまって、何がなんだかわからない まま入院になりました。入院後は、血液や尿の検査、CTなどの検査を受けて、診 断がついて、点滴で治療を受けて良くなりました。適切な診断と治療をしてくだ さった医師や入院生活を支えてくださった医療スタッフの皆さんには感謝していま す。 ただ、少し不満もあって、総合病院を受診したときに、医師の話がよく理解でき なくて、状況がのみ込めずに不安でした。入院という言葉で気が動転してしまった 上に、医師が専門用語をたくさん使うので、頭が混乱してしまいました。医師には 患者の心理状態や理解力にも気を配って欲しいと思いました。 あと、入院したことで仕事への心配もありました。総合病院では、まず病気を治 すことが最優先だと言われ、仕事に関する相談にもあまり応じてもらえませんでし た。適切に治療してくださって、今は元気になったので、贅沢な悩みかもしれませ んが...」 この事例で、問題があった医療の質の要素はどれか。

正解と解説

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正解 e

患者中心性

医療の質は安全性、有効性、患者中心性、適時性、効率性、公平性といった要素で評価されます。本例では診断と治療は適切に行われ、待機による不利益もないため安全性・有効性・適時性に問題はありません。一方、専門用語を多用して患者の動揺や理解力に配慮しなかったこと、就労という患者の関心事に応じなかったことは、患者の価値観や意向を尊重する患者中心性の欠如にあたります。

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