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Certia
必修問題

医師国家試験 第119回 問111

111 / 400

82歳の女性。膵癌肝転移のため緩和ケア病棟に入院中である。1週間前から食 欲が低下し、徐々に食事摂取量が減少している。体重の変化はない。意識は清明。 身長150cm、体重36kg。体温36.2°C。脈拍80/分、整。血圧108/58 mmHg。皮 膚のツルゴールは低下している。口腔内の衛生状態は不良で、乾燥している。腹部 は平坦、軟である。下腿に浮腫を認めない。血液所見:赤血球320万、 Hb9.2g/dL、Ht30%、白血球8,200、血小板23万。血液生化学所見:総蛋白 5.8g/dL、ア ル ブ ミ ン2.8g/dL、AST24U/L、ALT28U/L、尿 素 窒 素 28mg/dL、クレアチニン1.0mg/dL。栄養サポートチーム〈NST〉に介入依頼を行 うことになった。 この患者に対するNSTの活動で正しいのはどれか。

正解と解説

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正解 b

口腔ケアの実施を提案する。

栄養サポートチーム〈NST〉は多職種で栄養状態を評価し、経口摂取を妨げる要因への介入を行います。この患者は口腔内の衛生状態が不良で乾燥もあり、食欲低下や摂取量減少の一因となるため、口腔ケアの実施提案が適切です。緩和ケア病棟の終末期患者に侵襲的な胃瘻造設は適応に乏しく、NSTは緩和ケアチームや主治医と連携して活動し、栄養療法の実施には主治医の同意が必要です。

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