一般問題
医師国家試験 第119回 問383
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76歳の男性。倦怠感を主訴に来院した。2か月前から食事をとってもおいしく なく、倦怠感が出現した。趣味にしていた野球観戦をしなくなり、気分が落ち込ん でいる。外出頻度が減り、 1 日のほとんどを自宅内で過ごしている。身長 168cm、体重62kg。体温36.1°C。脈拍64/分、整。血圧138/88 mmHg。心音と 呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢の筋力 は保たれており、起立と歩行に異常を認めない。改訂長谷川式簡易知能評価スケー ルは30点(30点満点)。血液所見:Hb14.2g/dL、白血球6,700。血液生化学所 見:総蛋白6.9g/dL、アルブミン4.2g/dL、尿素窒素18mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL。 この患者の状態で正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 b, c
うつ状態 / 閉じこもり
2か月にわたり食事がおいしくない、趣味への興味を失った、気分が落ち込むという症状が続いており、高齢者のうつ状態と考えられます。1日のほとんどを自宅内で過ごし外出頻度が著しく減っている点は「閉じこもり」に該当します。アルブミン4.2g/dLで低栄養は否定的、改訂長谷川式が30点満点で認知機能低下もなく、筋力や起立歩行が保たれているためロコモティブシンドロームも該当しません。