一般問題
医師国家試験 第119回 問373
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34歳の男性。会社員。昼休みに、屋上で下を覗き込んでいるところを、上司が 見かけて、上司に付き添われて健康管理室に来室した。産業医が面談したところ、 この社員が現在取り組んでいる仕事は難航しており、当面の間、解決のめどが立ち そうにないとのことであった。体調面では、ここ1か月の間、体の疲れが取れず、 眠れていない。また、気分の落ち込みが激しく、食事もほとんど摂れていないよう である。面談中に「自分など会社のお荷物だ。いっそのこと死んでしまいたい。昨 日、練炭を買ってきました」と発言があった。直近3か月の月の残業時間は100時 間、110時間、120時間であった。産業医から精神科を受診するように伝えたが、 忙しくて時間が取れないと言っている。この社員は一人暮らしをしている。 面談実施後に、産業医から上司に対する発言で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 e
「今から会社の人が付き添って、精神科を受診させてください」
希死念慮に加えて具体的な手段(練炭)をすでに準備しているため、自殺の危険が切迫している状態です。一人暮らしで受診にも消極的であることから、単独で帰宅・早退させるのは危険であり、会社の人が付き添って直ちに精神科を受診させる対応が必要です。配置転換や労災申請は、まず安全を確保して治療につなげた後に検討すべき事項です。