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Certia
一般問題

医師国家試験 第120回 問362

362 / 400

68歳の男性。むくみを主訴に来院した。55歳時から逆流性食道炎に対し1プロ トンポンプ阻害薬を内服している。60歳時から夜間頻尿があり、前立腺肥大症の 治療薬として2α遮断薬を内服している。65歳時まで体育教師として働いていた が、退職後は夜、なかなか寝付けなくなり、3オレキシン受容体拮抗薬の内服をし ている。また、健診でLDLコレステロールが徐々に上昇し、今年初めて「要治療」 と判定された。自宅近くの医療機関を受診し、生活習慣の改善でもLDLコレステ ロールは低下せず、4か月前から4スタチンの内服を開始した。3か月前から下腿 に筋肉痛が出現し、市販の5NSAIDを服用していた。1か月前から両足背にむく みを自覚し、指で足の皮膚を押すとへこむようになった。むくみの改善がないため 受診した。 下線部のうち、この患者のむくみの原因として最も考えられるのはどれか。

正解と解説

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正解 e

5

NSAIDはシクロオキシゲナーゼを阻害して腎の血管拡張性プロスタグランジンの産生を抑えるため、腎血流の低下とナトリウム・水の貯留を招き、浮腫をきたします。筋肉痛に対して市販薬を服用し始めた時期と浮腫の出現時期が一致している点が根拠です。スタチンによる筋肉痛は考えられますが浮腫の直接の原因にはなりにくく、α遮断薬やプロトンポンプ阻害薬、オレキシン受容体拮抗薬も浮腫の典型的な原因ではありません。

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