一般問題
医師国家試験 第120回 問363
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6歳の女児。呼吸困難のため救急要請された。小学校の給食で、ピーナッツバ ター付きのパンを食べた直後から呼吸困難と悪心を認めた。傍にいた担任教諭は、 事務員に家族を呼び救急車を要請するように指示した。救急車は15分後、家族は 20分後に到着するという。意識は傾眠状態。脈は触知できるが、顔面は蒼白であっ た。激しい咳嗽と全身に膨疹を認める。学校から搬入予定の病院まで車で30分か かる。ピーナッツによるアナフィラキシーショックの既往がある。主治医の指導で アドレナリン自己注射液は本人に携帯させており、事前に担任教諭へアドレナリン 注射の指導をしている。担任教諭が注射の実施について判断に迷ったため、主治医 に電話相談をした。 指示すべきアドレナリン注射の実施者はどれか。
正解と解説
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正解 b
教 諭
アナフィラキシーは分単位で進行するため、アドレナリンの筋注を遅らせてはなりません。本児は傾眠状態で自己注射ができず、家族や救急隊の到着を待つ余裕もないため、事前に主治医から指導を受けている担任教諭が注射すべきです。救命のためにやむを得ず行う注射は医師法違反には問われないとされています。