状況設定問題
助産師国家試験 第106回 問94
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A さん(39 歳、初産婦)は身長 158 cm、体重 58 kg、特記すべき合併症はない。妊 娠 41 週 3 日、予定日超過のため、オキシトシンの点滴静脈内注射による分娩誘発が 9 時から開始された。 15 時の内診所見は、児頭が先進し、子宮口 7 cm 開大、展退度 80 %、Station −1、陣痛発作時に胎胞が緊満して触れた。子宮収縮は 10 分間で 6 回ある。胎児心 拍数陣痛図で、胎児心拍数基線 150 bpm、基線細変動 10 bpm、最下点が 70 bpm で回復まで 3 分 30 秒の一過性徐脈がみられた。 このときの A さんへの対応で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 5
オキシトシンを中止する。
10分間に6回の子宮収縮は過強陣痛(頻収縮)の状態であり、加えて最下点70bpmで回復まで3分30秒を要する遷延一過性徐脈がみられることから、胎児の低酸素状態が強く疑われます。まず原因となっているオキシトシンの投与を中止して子宮収縮を弱め、子宮胎盤循環の回復を図ることが最優先です。子宮口7cm開大で努責や吸引分娩の適応はなく、人工破膜は収縮をさらに強めるため不適切です。