状況設定問題
看護師国家試験 第103回 問92
92 / 240
Aさん(25歳、男性、飲食店店員)は、2日前から感冒様症状があり、夜眠ろうとし て横になるが息苦しくて眠れず、歩行や会話も困難となり、夜間に A さんの家族に 伴われて救急外来を受診した。Aさんは地元の野球チームに所属し、休日には練習に 参加しており、最近は残業が多く疲れていた。診察の結果、A さんは気管支喘息発 bronchial asthma 作と診断され、気管支拡張薬、副腎皮質ステロイドによる治療と、フェイスマスク による酸素投与が行われたが、改善がみられず入院した。 入院後も呼吸困難や頻呼吸、呼吸性アシドーシスの改善が認められないため、鼻 と口を覆うタイプのマスクを用いた非侵襲的陽圧換気を行うことになった。 Aさんへの説明で最も適切なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 4
「空気の圧力がかかるので息が吐きにくくなります」― 30 ―
非侵襲的陽圧換気(NPPV)では吸気時に陽圧がかかるため、患者は呼気時に圧に抗して息を吐く感覚を持ちやすく、あらかじめ説明しておくことで不安と非同調を防げます。マスクを装着していても会話は可能で、リークを生じるためマスクの位置を自己判断で動かすのは避け、不快時は看護師に伝えるよう説明します。機械が患者の呼吸に同調するよう設定するもので、患者が機械に合わせる必要はありません。