衛生
薬剤師国家試験 第104回 問227
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58 歳男性。健康診断の結果が、体重 72 kg、血清クレアチニン値 1.0 mg/dL、BUN 20 mg/dL、 空 腹 時 血 糖 値 122 mg/dL、HbA1c(NGSP 値) 6.5%、BMI 25.6 であったため、かかりつけ医を受診した。かかりつけ医での検査 の結果、耐糖能異常と診断され、食事療法と運動療法を開始した。仕事上、夜勤が あり、食生活が不規則で十分な改善効果が得られなかったため、以下の薬剤を処方 され薬局を訪れた。患者は、この薬剤の服用は初めてで、服用方法や副作用につい て不安を抱いている様子であった。 (処方) ボグリボース口腔内崩壊錠 0.2 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食直前 14 日分 前問の服薬指導の根拠となる糖質の消化・吸収に関する記述のうち、正しいのは どれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 2, 4
マルターゼは、a–グルコシダーゼである。 / 二糖類が消化されずに小腸管腔内に滞留すると、浸透圧性の下痢を起こしやすくなる。
マルターゼはマルトースをグルコースに分解するα-グルコシダーゼの一種であり、ボグリボースはこの酵素を阻害することで糖の消化・吸収を遅延させる。二糖類が分解されず小腸管腔内に停滞すると浸透圧が上昇し、水分が腸管内に引き込まれて浸透圧性下痢を起こしやすくなる。