衛生
薬剤師国家試験 第104回 問231
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28 歳女性。 8 月 10 日の夜間に下痢、発熱、腹痛を訴えて救急外来を受診 した。医師が問診したところ、同日の昼間に料理教室で卵を用いた洋生菓子を作 り、それを食べたとのことであった。一緒に料理教室に行った友人 5 人も同じ物を 食べ、同じ症状を訴えているという。問診の結果から、医師は細菌性食中毒を疑い 抗菌薬を投与することにした。 後日、洋生菓子の原材料である液卵(卵黄)と当該患者の下痢便から共通して医 師が予想したものと同じ細菌が分離・同定された。細菌性毒素は検出されなかっ た。この患者の食中毒の原因菌として最も可能性が高いのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 3
サルモネラ属菌
卵(卵黄)を汚染源とし、細菌毒素は検出されず生きた菌体が原因食品と患者便から共通して分離される食中毒は、鶏卵汚染で頻度の高いサルモネラ属菌感染症に典型的である。カンピロバクターは主に鶏肉や生乳が感染源、黄色ブドウ球菌やセレウス菌は毒素型で毒素が検出されるはずであり、ボツリヌス菌は神経症状が主体である点が本症例には合致しない。