実務
薬剤師国家試験 第105回 問225
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62 歳男性。肺炎感染症の治療のため、スルバクタムナトリウム・アンピシ リンナトリウムの点滴投与が開始された。肺炎は改善されたが、投与 5 日目から、 腹痛、頻回の水様性の下痢、発熱、白血球数及び CRP 値の上昇が認められた。直 腸内視鏡検査を行ったところ、多発する黄白色の偽膜、浮腫やびらんが認められ、 偽膜性大腸炎と診断された。このため、スルバクタムナトリウム・アンピシリンナ トリウムの点滴投与を中止し、抗菌薬の変更についてカンファレンスが開かれた。 このカンファレンスにおいて、薬剤師が提案する抗菌剤として適切なのはどれ か。2つ選べ。
正解と解説
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正解 3, 4
メトロニダゾール錠 / バンコマイシン塩酸塩散
偽膜性大腸炎の治療薬としてはメトロニダゾールやバンコマイシン(経口投与)が選択される。バンコマイシンは消化管からほとんど吸収されないため経口投与により腸管内で高濃度を得てClostridioides difficileに直接作用させる一方、セフジニルやクラブラン酸・アモキシシリン配合剤、レボフロキサシンはむしろ偽膜性大腸炎の原因となりうる広域抗菌薬でありこの病態には不適切である。