衛生
薬剤師国家試験 第106回 問128
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図は、体重 70 kg の男性がグルコース 100 g を摂取後に絶食した場合の血中グ ルコース濃度に基づいた理論的なグルコース消費量の経時変化を示している。図の 縦軸はグルコース消費量を、横軸はグルコース摂取後の時間経過をステージI~IV に分けて示している。 A 及び B は血中グルコースの供給源を示す。この 図に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 ステージ I II III IV 40 摂取由来のグルコース )間時/g(量費消スーコルグ 30 20 B によって産生される グルコース A 由来のグルコース 10 0 4 8 12 16 20 24 28 2 8 16 24 (時間) (日) グルコース摂取後の時間経過 Ruderman NB, Annu. Rev. Med. 26:245–258(1975)
正解と解説
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正解 3
ステージIII、IVでは、脂肪組織中のトリアシルグリセロールが血中に放出され、血中トリアシルグリセロール濃度が上昇する。
絶食後のステージIII・IVのように長時間の飢餓状態が進むと、脂肪組織からトリアシルグリセロールが分解されて遊離脂肪酸として血中に放出されエネルギー源として利用されるが、これは主にアルブミンと結合した脂肪酸として運搬されるため、血中トリアシルグリセロール濃度そのものが上昇するわけではない。一方、絶食後期(ステージIV)では脳もケトン体をエネルギー源として利用するようになり、肝臓に加え腎臓でも糖新生が亢進する。