物理
薬剤師国家試験 第106回 問201
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60 歳男性が処方箋を持ってかかりつけの薬局を訪れた。処方箋を受付に渡 そうとしたところ、男性は胸を押さえながら床に倒れた。男性に意識はなく、正常 な呼吸も確認できなかった。薬剤師は、同僚に 119 番通報及び自動体外式除細動器 (AED)の手配を依頼し、AED の到着まで胸骨圧迫を開始した。なお、心肺蘇生 は日本蘇生協議会ガイドライン 2015 に基づいて実施した。 この傷病者に用いた AED の 1 回の電気パルスの平均電圧は 1,000 V、平均電流 は 15 A、通電時間は 10 ms であった。 1回のパルスが傷病者に与える仕事の大き さに最も近い値はどれか。1つ選べ。傷病者に取り付けた電極間の抵抗は 67 Ωと する。
正解と解説
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正解 4
150 J
電気パルスが行う仕事(エネルギー)は電力(電圧×電流)に通電時間を乗じて求められ、P=V×I=1,000V×15A=15,000Wとなる。これに通電時間10ms(0.01秒)を乗じるとW=15,000×0.01=150Jとなり、1回のパルスが傷病者に与える仕事の大きさは150Jに最も近い値となる。