本文へスキップ
Certia
衛生

薬剤師国家試験 第108回 問228

228 / 345

70 歳男性。体重 65 kg。ループス腎炎と脳梗塞に対して、それぞれタクロ リムスカプセルとワルファリン錠を服用していた。 2 週間前から微熱、咳、痰、寝 汗などが続き、昨日、痰に血が混じっていたため、不安を感じて病院を受診した。 胸部 CT 検査で両側に空洞化を伴う多発性浸潤陰影を認め、喀痰の塗抹検査で病原 体が検出されたため、入院し、直接服薬確認療法(DOTS)が行われることとなっ た。 (入院時の検査値) AST 26 IU/L、ALT 27 IU/L、血清クレアチニン 1.8 mg/dL、血清アルブミン 3.6 g/dL、総ビリルビン 0.7 mg/dL 33 この患者の呼吸器症状の原因となった病原体に関する記述として正しいのはどれ か。2つ選べ。

正解と解説

表示する
正解 1, 2

体内に侵入後、肺胞マクロファージ内で増殖する。 / 本病原体による感染を予防するために BCG ワクチンが用いられている。

本症例の空洞化を伴う多発性浸潤陰影と喀痰塗抹陽性の所見は肺結核に典型的であり、結核菌は貪食されても殺菌されにくく肺胞マクロファージ内で増殖する細胞内寄生菌である。結核の発症予防にはBCGワクチン接種が用いられている。結核は蚊などの節足動物ではなく飛沫核(空気)感染で伝播し、我が国の罹患率は減少傾向にあるものの依然として欧米先進国より高い水準にある。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。